不動産業者と上手に付き合う

家を売るなら住みながら?2重ローンは回避すべき!

今住んでいる家からの住み替え理由は、各家庭によって様々だと思います。出産、子供の進学、自立、老後の備え…、他にも様々な理由がありますよね。しかし、住み替えをするとなった場合、今住んでいる家を売却しなければなりません。

家を売るタイミングはいつ?

家を売るタイミングは主に2つです。新しい家を買ってから売却するか、新しい家を買う前に売却するか。どちらのタイミングにもメリットデメリットがあります。

・新しい家を買ってから売却する

新しい家を買ってから売却する場合、メリットは、売却と購入のタイミングを合わせなくても済むという点です。新しい家にすでに引っ越しを済ませた状態で売り出しに出すことができます。購入希望者も内覧をしやすく、購入に繋がりやすい傾向にあります。また、仮住まいを用意するする必要もありません。

デメリットは、2重ローンが発生してしまうということです。

・新しい家を買う前に売却をする

新しい家を買う前に売却するメリットは、売却した時に得たお金を新しい家の資金にできるということです。また、ローンの返済にも充てることができます。

また、メリットにもデメリットにもなりうるのが、住みながら売却活動をすることになる点です。住みながら内覧希望者を受け入れるため、家の魅力を伝えやすいというメリットがあります。一方、住んでいるからこそ、生活感が出すぎて売りにくいというデメリットがあります。家を綺麗にして、内覧者に買ってもらえるように環境を整える必要があります。

2重ローンはしない方がいい?

先ほど新しい家を買ってから売却するところでデメリットとして取り上げた2重ローンについて詳しく説明します。2重ローンとは、複数のローンを同時に返済している状態のことです。

そんなに大変ではないのでは?と思ってしまうかもしれませんが、2重ローンを利用すること自体が難しいことがあります。

ローンは、年収に占める年間の返済額の割合が決まっています。それが、返済比率と呼ばれるものです。一般的には、返済比率30%で、この上限を超えないことが融資の条件になっています。完済時期に合わせて試算した返済比率が超えてしまっていると、融資が断られてしまう可能性があります。

返済比率以外にも、2重ローンは難しい点がたくさんあり、できるだけ、「新しい家を買う前に売却する」方が良いとされています。

新しい家を買う前に売却するにはタイミングが大切

住みながら売却するため、売却が決まれば、引き渡しの日までに引っ越しを完了しておく必要があります。多くの場合、引き渡しまでに3~6か月くらいの猶予を設けて引き渡し日を決めます。その間に、新居を見つけて、引っ越しを完了する必要があります。

しかし、住みながら売却活動する、と言ってもどんな風に行ったらいいかわからないことだらけですよね。そんな時は、不動産売却について相談できる不動産会社を選びましょう。例えば、松山にある不動産会社のケーズハウス(https://kshousesite.co.jp/baikyakulp/)があります。ここは、年間約400件の売却査定のノウハウがあります。地域密着型の不動産であり、不動産売却について、無料で相談に乗ってもらうことが出来ます。査定をしたら必ず売却をしなければならない、というわけではないので、不動産売却を検討している方は一度、相談をしてみてはいかがでしょうか。