住宅の購入や売却において、地域密着型の不動産会社が有利というのは多くの不動産情報の中で紹介されているはずです。しかしながら地域密着型の不動産会社というのはどこで見分ければいいのでしょうか。結構、どこのWEBサイトも地域密着を謳っているので、それだけを鵜呑みにするのであればほとんどの不動産会社がそのエリアに地域密着ということになります。しかしながら、みなさん。今住んでいるところに密着した不動産屋さんなど思いつくものでしょうか?思いつくのは地元にある不動産会社のみで、そこが地域に密着しているのかどうかは考えたことなんかありませんよね。
不動産会社のWEBサイトを見ていると、いくつか見分けるポイントがあるように思います。一つは、なぜ地域密着と言えるかの詳細が書かれていること。これはWEBサイトの中に、その説明をしているコンテンツがあるはずです。創業が古いとか、地域活動に参加しているとか、何かしら不動産会社の言い分があるものです。それが本当かどうかは分かりませんし、それが地域密着に当てはまるのかも分かりません。しかし、何の理由もなく「地域密着」と謳っているところよりはよっぽど信用できるはずです。
そしてもう一つは、その所属するエリアに特化したサテライトサイト、もしくはオウンド/アーンドメディアを持っているということ。こちらの方がより信頼性は高いはず。例えば、『スムスム川口』という川口の中古マンション情報サイトは、地元の東宝ハウス川口という不動産会社によって運営されています。こちらの不動産会社は自分らのサイトを持っているにも関わらず、こういったオウンドメディアを作っているわけですが何故でしょうか?簡単です、それはそのエリアに関する不動産情報をたくさん持っていて、それが競争に勝てる情報だからです。それがなければオウンドメディアを作る必要はありません。つまり、こういったメディアを運営している不動産会社を探せば、地域密着型の不動産会社に当たる可能性は高いのです。
人生にとって、不動産の購入・売却は大きなイベントです。失敗しないためにも、最大限にサポートしてくれるパートナー(不動産会社)を選ぶようにしましょう。その際に、こういった見分け方がきっと参考になるはずです。